2022年10月
「公立小学校を皆の行きたい場所にしたい」と声をあげた。
それは教育現場で「学校に行きたくない」という声を少なからず聞くようになっていたことと、
長女の学校入学を機に目の当たりにした学校の現状に、違和感ならぬ危機感を覚えたから。
そしてその小さな声を拾ってくれた仲間と共に、活動を続けて3年目。
上映会や座談会にのべ1,000人以上が参加してくれ、多くの方と想いを共有しながら、あらゆる方のご協力を得ながら草の根活動として「共感の輪を広げ」そして「実現可能な方法を提案する」ことを続けてきた。
これは個人の問題ではなく、仕組みの問題であると仮説を持っていた。
この草の根で、私はその仮説を確信に変えた。
仕組みの問題であるなら、解決策はある。
そんな仕組みのもと、環境を整えている学校やクラス、国や地域をたくさん見て、今はそれは普通の公立小学校でも充分にできると確信している。むしろ私学や塾、オルタナティブスクールだけでなくて、公教育こそ必要だと思っている。
そんな道のりを辿ってきて、今ここにいる。

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